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天然石【用語集】

このページでは、La Gattaの商品に使っている天然石について説明します。宝石や鉱物については専門書や専門家の方が設けているサイトには遠く及びませんが、まずは興味をもっていただければなによりです。まだまだ至りませんが、少しずつ増補していきたいと思っています。


貴石と半貴石の違いとは?

一般に貴石と呼ばれるのは、ダイアモンド、サファイア、ルビー、エメラルド、オパール、真珠(パール)、翡翠などの一部の宝石です。これらに対し、アメジスト、トルマリン、トパーズ、アクアマリンetc.そのほかの天然石は半貴石と呼ばれています。しかし、同じ天然石であり、石に貴賎があるわけではありません。希少価値という点で考えても、半貴石と呼ばれるものの中には、貴石よりも産出量が少なく希少なものがあります。また、貴石は硬度が高いものばかりかというとそうでもありませんし、透明度の高さで分類するわけでもありません。貴石か半貴石かという区別をするよりも、さまざまな天然石を使うことで、アクセサリーをより多彩で、楽しいものにしていくことが大切なのではないでしょうか。


アパタイト
Apatite

日本名は燐灰石(りんかいせき)。アパタイトというのはギリシャ語で「惑わす」という意味で、結晶の形が一定せず、アクアマリンやアメシストなど、他の鉱物と混同してしまうことからそう呼ばれるようになったそうです。不透明から透明なものまで色合いが豊富で美しいので、他の宝石の代用とされることもあるようです。

アベンチュリン(アヴェンチュリン)
Aventurine quarz

AVENTURINE.JPGフックサイト(クロム雲母)という緑色の結晶が中に包まれているクオーツ(=石英。無色透明のものはクリスタル=水晶といいます)。主にインドで産出され、翡翠(ジェイド)の緑色に似ていることもあって、インド翡翠と呼ばれることもあるようです(ですが、もちろん翡翠ではありません)。一般にアベンチュリンというと、このグリーン・半透明のアベンチュリンを指すことが多いようですが、赤・黄・青白色・乳白色などのものもあり、ロシアのウラル山脈などでごくわずかしか産出されない褐色をした石もあるそうです。日本では、アベンチュリン全般について、砂金石と呼ばれています。このように石の中に他の鉱物の細かい結晶があるため光にあたってそれらの結晶がキラキラ輝く効果を、アベンチュレッセンスというそうです。ベネチアンビーズでもアベンチュリーナという技法・装飾のものがあります。

アメジスト
Amethyst

AMETHYST.JPG日本名は紫水晶。クォーツ(=石英。特に無色透明のものを水晶と呼ぶことが多いですが、他の色でも○○水晶と呼ぶことはあります)の一種で、パ−プルの色が入ったものをこう呼んでいます。アメジストというのは、もともとはギリシャ神話に登場する乙女の名前だったそうです。ある時、機嫌の悪かった酒の神バッカスが、ダイアナ神殿に向かう信仰の深い乙女アメジストに虎をけしかけて憂さ晴らししようとしたところ、これを見た女神ダイアナが、アメジストを純白の石に化身させたとか。そこで自分のしたことを恥じたバッカスは持っていたブドウ酒をその石に注いで罪を詫びると、純白だった石が澄んだワイン色に染まったといわれています。この伝説により、ギリシャ語で「酒に酔わない」という意味のアメジストは、別名「バッカスストーン」とも呼ばれています。2月の誕生石です。

CRYSTAL.JPG - 4,577BYTES QUARTZ1.JPG - 4,659BYTES QUARTZ3.JPG - 5,218BYTES SEKIEIQUARTZ.JPG - 4,576BYTES
↑すべてクォーツ(石英)。左端は無色透明のクリスタル。

イエロージェイド
Yellow jade

ジェイドは翡翠(ひすい)のことです。特に中国では古くから重宝され、ダイヤモンドよりも人気があったほどだとか。無類の宝石好きであった西太后も熱狂的に集めていたそうです。緑の翡翠が最も一般的で、よく中国の美術品として翡翠の彫刻が紹介されています(翡翠の白菜など)。イエロージェイドは、同じ翡翠でも黄色いもの。なお、ジェイドは空色以外のものはどんな色でも存在し得るそうです。日本ではジェイド(翡翠)のことを硬玉ということもあるそうです。

ガーネット
garnet

日本では柘榴(ざくろ)石と呼ばれているもの。ただし、ガーネットとは、ひとつの鉱物につけられた名前ではなく、7種類の鉱物をひとつにまとめるグループ名のようなものです。よく知られているのは深い赤色ですが、緑やピンクのガーネットもあります。

カーネリアン
Carnelian

日本では、紅玉髄(こうぎょくずい)と呼ばれるものです。玉髄というのは、鉱物学的にはカルセドニーという分類の日本名で、その中でもオレンジを基調とするものをカーネリアンといいます。カルセドニー(玉髄)にはほかに、メノウ(瑪瑙=アゲイト)、オニキス、ブラッドストーンなどがあり、特に名前のついていないものはジャスパー(碧玉)と呼ばれたりもします。ただし、カルセドニー(玉髄)=アゲイト(瑪瑙)の意味で用いられることも多く、カーネリアン=赤メノウといわれることもあります。そうすると、カーネリアン=赤メノウ=レッドアゲイトということになってしまい、おかしな話になるのですが・・・。

キャッツアイ
Cats eye

キャッツアイというのは、石に猫目状の光が入る効果のことで、石そのものの名称ではありません。正式にはこの効果を「シャトヤンシー」ともいいます。一般に言うところのキャッツアイは、「クリソベル・キャッツアイ」で、蜂蜜のような色の石。アレキサンドライト・キャッツアイ」「エメラルド・キャッツアイ」などの高価な宝石もあります。ただし、残念ながら当店の商品で使用しているものは、特に表示がない限り、キャッツアイ(シャトヤンシー)効果をつけたシンセティック(人造)キャッツアイです。このほうが色の悪い天然石よりもはるかに安いので、選択肢としては悪くないと思っています。ただ、悪質な業者や知識のないお店の中には、天然石として販売しているところもあるそうですので、注意しましょう。

コーラル
Coral

比較的水温の高い海の水深100m以上の深海で、枝状に群体となって生活しているサンゴ虫が化石となったものが珊瑚(サンゴ=コーラル)です。成分は真珠と同じく炭酸カルシウム。赤味の強いものからピンク、オレンジ、白色のものまであり、素材感を生かしたまま均一に着色したものもあります。

ハウライト
Howlite

不透明の白色で、黒や褐色の脈が入っている比較的やわらかい石です。白く、しかも多孔質のため染色しやすく、ブルーに染めて、ターコイズ、ラピスラズリ、チャロアイトなどの、イミテーション(ハウライトターコイズ、ハウライトトルコ石、ハウライトラピスラズリなど)にすることもあります。中には、この染色したハウライトターコイズを、本物のターコイズなどとして売っている場合もあるようですので、気をつけなければいけません。また、ハウライトは、研磨して飾り石にしたり、建材として使われることもあります。カナダの鉱物学者でH.Howという人の名前から、ハウライトという名称になったそうです。

ペリドット
Peridot

鉱物名は、日本語では橄欖(かんらん)石、英語ではオリヴィン(olivine)といいます。橄欖とはオリーブのことで、その名のとおり、この石の色がオリーブグリーンであることから、こう呼ばれています。かつてはエメラルドと混同されていた時代もあったようで、今もイブニングエメラルドと呼ばれたりもします。8月の誕生石です。

マザーオブパール
Mother of Pearl

マザーオブパールとは、文字どおりパール(真珠)をつくる母貝のこと。真珠母貝には、白蝶貝、黒蝶貝、茶蝶貝、アコヤ貝などがあり、これらの貝殻をマザーオブパールと呼びます。一般には真珠の核に使われる丸玉。白蝶貝は「ホワイトマザーオブパール」、黒蝶貝は「ブラックマザーオブパール」、茶蝶貝は「ブラウンマザーオブパール」と、色名をつけて区別されることもあります。

ムーンストーン

Moon stone

MOONSTONE.JPG日本名では月長石(げっちょうせき)。オーソクレーズ(正長石)という種類の鉱石の中でアデュラレッセンスという光の散乱による特殊効果のあるものが一般にムーンストーンといわれるそうです。シャトヤンシー(キャッツアイ=石の中心が線状に光る)を示すムーンストーンは、キャッツアイムーンストーンです。

 

 

ルビー
Ruby

コランダムという鉱物の赤色のものをルビーといいます。コランダムは純粋な場合、無色ですが、不純物が少し入るとさまざまな色に変わります。コランダムに酸化クロムという不純物が入ると赤色になってルビー、酸化鉄と酸化チタニウムが入ると青色になってサファイアと呼ばれます。ただし、赤色のものだけがルビーと呼ばれ、他のコランダムはサファイアと呼ばれます(ex..ピンクサファイア、イエローサファイア)。コランダム(ルビー、サファイア)は、ダイヤモンドに次ぐ硬度があり日本名は鋼玉(こうぎょく)。ちなみにルビーの日本名は紅玉(こうぎょく)です。なお、昔は赤い宝石はすべてルビーと呼ばれていたそう。7月の誕生石です。

ROSEQUARTZ.JPGローズクォーツ
Rose quartz

日本名は紅水晶。クォーツ(=石英。特に無色透明のものを水晶と呼びますが、他の色でも○○水晶と呼ぶことがあります)の一種で、ピンクの色が入ったものをこう呼びます。※アベンチュリン、アメジストの項参照

 

ロードナイト
Rhodonite

日本名は薔薇輝石。ロードナイトのロードンとはギリシャ語で薔薇のこと、ナイトは石のことです。ピンク色に黒い斑点や脈状の模様がありますが、ごくまれに透明のものもあるそうです。太陽に当たると黒く変色したり、へき開性があり割れやすいので取り扱いにはご注意を。

photo:Water Wings

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